休肝日不要でお酒を楽しむ

お酒が好きで毎日飲みたい。いや毎日飲んでいる・・・。
でも肝臓のことを考えると、休肝日を週2日作ったほうが良いとは聞くし。でも毎日飲みたい。
せめて少しでも肝臓を休めたいからお酒の飲む量少なくしよう。。。できればそうしたいですよね。

そもそも休肝日は本当に必要なのか?
肝臓とアルコールの関係について、その疑問を分かりやすく解説します。

まず、お酒と楽しく付き合う(肝臓の健康を守る)には、お酒を楽しく飲めるアルコール量を知ることが大切です。

1.肝臓の役割とアルコール分解について

「肝臓は沈黙の臓器である」よほど状態が悪くならないと自覚症状が現れないのが肝臓の病気の大きな特徴。

人間ドックで「肝臓機能異常」と診断されるのが多いのは、実は30代の男性。
肝臓は30代から衰えてきます。

さて、肝臓の役割ですが、「代謝」「解毒「胆汁の分泌」の3つ

そしてアルコール分解は
肝臓の役割とアルコール分解

  1. お酒を飲む(アルコール摂取)
  2. 胃で20%、小腸で80% アルコールを吸収
  3. 肝臓でアルコール脱水素酵素(ADH)により分解(悪酔いや頭痛・動悸の原因)
  4. 肝臓でアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により酢酸へ分解
  5. 酢酸が血液により全身へめぐり、水と二酸化炭素に分解
  6. 汗や尿・呼気中に含まれて体外に排出

2.お酒が強い=肝臓が強いではない

アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに変化します。

体内に吸収(8割が腸で吸収)されたアルコールは、肝臓の酵素の働きによって分解していきます。

このアセトアルデヒドは頭痛や吐き気の原因となります。
アセトアルデヒドはアルコールよりも毒性が強く、カテコールアミンというホルモンの分泌を促します。
カテコールアミンは心臓の脈を速め、血管を収縮させ、血圧をあげ、人によっては顔を赤くします。
お菓子など微量のアルコールや、一口お酒を飲んだだけで顔が赤くなる人は、アセトアルデヒドはやカテコールアミンの感度が高いということになります。

「強い」「そこそこ飲める」「弱い」のタイプがある

アルコールを分解する酵素の中でも重要なのが、アセトアルデヒド脱水酵素2(ALDH2)です。
このALDH2は分解能力が高いN型、分解能力が低いD型に分けられます。

酵素は親から1個づつ受け継ぐため、

アルコールをすぐに分解できる(お酒に強い)タイプのNN型。
アルコール分解能力がありそこそこ飲めるタイプのND型。
アルコール分解の分解が低い(お酒に弱い)タイプのDD型。

と生まれつきこの3つのタイプに分かれます。

日本人の場合、NN型は約45%ほど、ND型は45%、DD型は10%と言われてます。

ただし、アルコール分解能力が高いお酒の強いNN型、そこそこ飲めるND型だからといって、肝臓が強い・肝臓が丈夫というわけではありません。

お酒が強い人でも大量のアルコールを摂り続ければ、アルコール性肝障害や肝硬変になります。くれぐれも注意してください。

3.「体質的に酒を飲めない」は少数派

実は「20年前には30代以上の男性の6割が飲酒習慣があった」という数字と良く似た数字があります。

ビールに関する好感度の調査で「ビールが好き」という人の比率が日本人全体の6割いるのです。やはりビールは毎日飲みたいとか、お店でも2杯目3杯目まではビールで。。。というほどビールは人気ですよね。

また「お酒に強いか弱いか」については、アルコールを分解するALDH2型の酵素の活性遺伝子の型によると言われており、先ほど肝臓のアルコール分解能力について説明しましたように「日本人の場合、NN型は約45%ほど、ND型は45%、DD型(アルコール分解の分解が低いタイプ)は10%」とDD型の10%と数字が表しているように体質的にお酒が弱いのは少数のようです。

このDD型の(お酒が弱い)人でも「お酒は好きで少しでも飲める」または「少しぐらいは飲む」という人がいるようです。ちなみにまったく飲めない日本人が4%だと言われています。

4.「酒は百薬の長」ということわざ

適度な飲酒は健康に良いとされています。飲酒には血流をよくする働きがあり、気分をリラックスさせる効果もあります。
しかも赤ワインはポリフェノールが含まれ健康によいとされていますよね。

ですが、酒量が多くてアルコール摂取も増えてしまうと、当然肝臓にも負担がかかります。アルコール性肝障害など肝臓トラブルに悩む人が増えてきています。

またアルコールへの依存症は自分でもわかってないうちに進んでいることが多いということが一般的に言われています。過度な飲酒はリスクがあります!

「飲む量」に関係があることが分かりました!

お酒は飲む量や飲み方で肝臓の健康は保てる!

厚生労働省が示す指標では、日本酒1合程度、ビールなら大ビン1本まで、ウイスキーならダブルで1杯が適量といえます。

厚生労働省の示す指標では、節度ある適度な飲酒は1日平均純アルコールで20g程度の飲酒ということになります。また女性や高齢者、飲酒後にフラッシング反応を起こす人は、これより飲酒量を少なくすべきであると推奨しています。

20gとは大体「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チューハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。

引用:e-ヘルスネット > 飲酒 > 賢く飲むためのコツ > 飲酒のガイドライン

ですが、アルコール処理能力には個人差がります。

一般的に「日本酒1合(180ml)を肝臓で分解するには4時間かかる」と言われています。

「自分の適量はどれくらいか?」=「二日酔いを起こさない量」
3合飲んでも翌日元気な方は、3合が適量ということになります。
2合飲んでも翌日頭痛や吐き気がするとかあれば、2合は適量ではないということになります。

適量以上のお酒を飲むと一晩ではアルコールを分解処理しきれないため、翌朝にアルコールが残る=二日酔いということになります。

つまり、
<お酒の適量=二日酔いしない程度の量>

5.週に2日の休肝日は本当に必要?

「わかっているけど・・・。」「誘われると断れない・・・。」など、言い訳をして「つい飲んでしまう」ということはよくあります(-_-;)

少しだけなら・・・一杯だけなら大丈夫。と少量のアルコールですませようと思っていたものの、つい飲んでしまった・・・。

あなたは大丈夫ですか?

1日5合以上を10年間飲み続けると、アルコール性肝硬変になる危険性が高まります。肝臓は静かな臓器ですので、最近調子がわるいな~と思って病院で検査をすると、時すでに遅し・・・肝がんになる可能性は極めて高く・・・。

過度の飲酒は「がん」になるリスクを高めます!(詳しく後日別の記事で紹介します)

もし、アルコール性脂肪肝やアルコール性肝炎の段階であれば、お酒の飲む量を見直す、一時的に禁酒するだけで肝機能は改善します。

ご自身の適切な飲む量を知り、食事やサプリメントで対策しましょう。
※ウコンの摂りすぎには注意しましょう!(詳しくは後日紹介します)

6.まとめ

お酒は飲む量や飲み方で禁酒しなくても肝臓の健康は保てる

→お酒の適量=二日酔いしない程度の量

→飲む量を間違わなければ、週2日の休肝日は不要

お酒に「強い」「そこそこ飲める」「弱い」のタイプがある

お酒が強い=肝臓が強いではない

7.肝臓を保護するペプチドレバーの紹介

肝臓は無言の臓器といわれます。肝心要の肝臓を大切にすることが、健康寿命を延ばす一つの方法になるかもしれません。

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