アレルギーはどうして起こる?

食物アレルギーの原因とは

食物アレルギーは、特定の食物を摂取することによって免疫システムが過敏に働き、体に不利益な症状が現れる現象で、小さいお子さんから大人まで幅広い世代でみられるアレルギー疾患です。

食物を摂取し腸管から成分が吸収される際に、特定のたんぱく質を異物だと認識する場合があり、血中のIgE抗体(免疫グロブリンE)(注2)と呼ばれる糖たんぱく質が反応してアレルギー症状が起こるのです。

ということは・・・?
そうです、原因物質はズバリ、食物に含まれる「たんぱく質」。

つまり、アミノ酸が50以上結合した「大きな塊」であることを、まず前提として理解しておく必要があります。(注1)

では、超低分子ペプチドではどうなのか?
たいへん興味深いテーマですね。

たんぱく質の構造(アミノ酸の鎖状の配列)が鍵である

もう少し掘り下げます。

食物アレルギーの原因食物として、日本では主に鶏卵、牛乳、小麦があげられ、これらで約3分の2を占めるうえ、特に卵が多く全体の約40%を占めているそうです。
(※日本小児アレルギー学会の調査を引用)

なぜ、鶏卵、牛乳、小麦が多いのでしょうか?
実は、たんぱく質にはアレルギーを起こしやすい構造と、そうでない構造があるのです。

また、たんぱく質の多い食物が原因になりやすいというわけでもありません。
例えば、肉類はたんぱく質の塊ですが、肉アレルギーの方はほとんどいません。

これは、牛や豚、鶏などの筋肉の構造と人間の筋肉の構造が似ているため、免疫学的な寛容度が働いて、異物として認識される可能性が低いのではないかと考えられています。

つまり、タンパク質を構成するアミノ酸の鎖状の配列が、どのようになっているのか?が鍵なのです。

アレルギーを起こす配列があるのなら、その配列を有しない状態で摂取できれば・・・
アレルギー反応が起こらないという仮説が成り立つと思われませんか?

加熱=分解=たんぱく質の構造変化

卵アレルギーの方で、生卵や半熟卵を食べて症状が出るが、加熱調理した卵は症状が出にくい。というケースがあります。

このため、最近では食物アレルギーに関して、「原因食物でも加熱すれば大丈夫」と誤解をしている方が多いそうです。

しかしこれは卵のたんぱく質が加熱によって壊れた(分解された)からであり、アレルギーが出ない構造、アミノ酸配列へと変化したためです。
(鶏卵など一部の食物が有する特徴であり、全てが当てはまるわけではありません)

でも、たんぱく質は人間にとって大切な栄養素ですから、本来は多くの食物にとって加熱することが低アレルゲン化(注3)のベストな方法というわけではないのです。

ではどうすれば良いでしょう??

アレルギーの原因であるたんぱく質の構造(アミノ酸鎖状、配列)を、すでに消化された状態にする(切断、低分子化)ことにより、アレルギー症状が理論上起こらないようにするのがポイントです。

まとめ=超低分子ペプチドなら大丈夫!!

ペプチドワンの超低分子オリゴペプチドは、特殊な酵素を用いて、アレルゲンとなるアミノ酸鎖状を切断し、アミノ酸単体のすぐ手前の状態にしてあります。

よって、lgE抗体が結合しにくくなり、理論上はアレルギー症状が起こらないと考えています。

また、そのことにより栄養成分が変わるわけではなく、BCAAを多く含む9種の必須アミノ酸(EAA)を中心に、18種のアミノ酸をしっかり含有しています。

また、アミノ酸スコアは全て100!!(注4)

たんぱく質とアミノ酸をベストな形で吸収できるのです。

たんぱく質とアミノ酸の関係
アミノ酸スコアについて

(注1)
たんぱく質とペプチドとアミノ酸の関係はペプチドコラムを参照してください。
https://peptide-one.com/column/protein-peptide-amino/

(注2)
Wikipedia 免疫グロブリンE より引用。
食物アレルギー研究会 より引用。アレルゲンはアレルギーを引き起こす物質のことで、食物アレルゲンの大部分は食物に含まれるタンパク質である。タンパク質はアミノ酸が鎖状につながり、らせん状やシート状に折り畳まれた構造(形)をしている。特異的IgE抗体はこの構造の決まった場所に結合する。

(注3)
タンパク質は加熱や酸・酵素により形が変化したり(変性)、消化酵素の働きでアミノ酸のつながりが切断される(消化)。特異的IgE抗体が結合する場所の形が変化すると、IgE抗体が結合しにくくなり、アレルギー症状が出にくくなる。これを低アレルゲン化という。

(注4)
アミノ酸スコアについてはペプチドコラムを参照してください。
https://peptide-one.com/column/amino-acid-score-100/

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